2019/7/29絵本

谷川俊太郎、和田誠「ともだち」

身近なともだちへの想像力から、世界のどこかにいる誰かへと想いを寄せる補助線みたいな絵本。とても良い本だけど、僕はそういう教訓めいたものとか道徳的なことを求めているわけじゃないので、求めているものと違うな、とは思った。とても大切なことが書いてある絵本なのは間違いない。

さいごのページの一節がとても好きだった。

ともだちと てをつないで
ゆうやけを みた
ふたりっきりで
うちゅうに うかんでる
そんな きがした

2019/7/29絵本

五味太郎「つくえはつくえ」

大きな机が広場みたいになって、楽しくてそこで遊び始めちゃって、いろんな人がやってきて、自由にいろんなことをし始めて、いつしかぎゅうぎゅう詰めになって、そこから落っこちちゃって、ちょうど良い机を作り直してもらう話。よくわからないけど、そういう話。

2019/7/29絵本

まじょのルマニオさんby谷口智則

モダンスイマーズ「死ンデ、イル。」の上演後の朗読で知った。

小鳥が旅立った後、杖もなくして、何年もひとりきりで過ごした魔女の心中たるや。一人で何不自由ない暮らしをしていた時と、小鳥が去ってしまった間と、小鳥が戻ってきた後。寂しかったのは、小鳥が去ってしまった間だけじゃないか。いつかいなくなるのだとしたら、はじめから深く関わらない方が良いという自衛の仕方は、間違っているのかな。それとも、誰かと心を通わせる喜びよりも、誰かがいなくなった隙間ばかりが心配になるのは、年をとったということなのだろうか。